2011年8月13日土曜日

銀箔



以前レッスンで行なった銀箔を貼ったワタリガニをもう一度制作を試みてみました。
と言うのも偶々仕事場を整理していましたら
箱の中からすっかり忘れていた日本より送った銀箔がドサッと出てきたからです。
この銀箔焼成温度の調整が大変難しく
何回も焼成しますと銀に色が悪くなったりはがれたり
又貼る時に気泡が銀箔の下に入っていまい焼成後穴があいたようにとれてしまい
失敗作が山ほどで来た記憶がありした。
失敗は成功のもと
今回久しぶりの再制作でしたがい一回で成功いたしました。
1)銀箔を貼るのは最後の焼成の前で焼成は一回で抑える
2)貼る時に器に指で薄く水をつけておく
3)貼ってから完全に乾燥させてから窯に入れる
4)焼成温度は780−90度がベスト(窯のタイプによって異なる)
5)銀箔を貼る部分には色をのせない
是非銀箔を使う時の参考にしてください。
銀箔の厚さも何種類かあるようですが色々試してみるのも面白いです。
焼成後の細かなひび割れが毎回異なってできます。
因に甲羅以外の部分の色は、
ライトブルー、ライトブルーグリーン、スモーキーブルー、
バイオレット、スモーキーブラウン、ブラックです。