2011年7月31日日曜日

蜂蜜


朝市で私の知人が蜂蜜を売っていました。
彼は娘の幼稚園からの友達のお父さんで
農業機械のセールスエンジニアから養蜂家に転職し
森の一角にある自宅の広大な庭で蜂蜜を作っています。
彼の蜂蜜の特色は
月ごとに取れた蜂蜜を分けてびん詰めにし、各月の香りと味の違いが楽しめる事です。
これから毎月取れる蜂蜜をいただきながら、
季節の香りを器のデザインに表現できるよう楽しんでみようと思います。
蜂蜜の器、何か面白い作品が出来そうです。

食材の色、香り






リュバーブ
毎週土曜日にHELSINGØRの町の広場で朝市が立ちます。
地元で朝取れた野菜、果物、魚などが売られ、
スーパーマーケットでは味わえない土の香りに驚かされました。

取れ立ての食材を見る事は大変楽しく、良い絵付けの色彩の勉強にもなります。
大地の土の香りや摘みたての香りが食材の色とマッチして感覚にインプットされます。
このインプットされた感覚が描く時に色彩にプラスされて筆の中から出てくれます。

体験、経験、感動が優れた作品の核になるということです。

色々な色彩や香りを嗅ぎに外に出て行きましょう。

筆の選び方


上絵付けをする上で絵の具と筆は最も大切なお道具です。
筆には色々な種類がありますが基本になるサイズは丸筆の3−4号が一番適しています。
7−8号の小さい筆から使い始めてしまいますと小手先の技術ばかり身に付いてしまい、
勢いや動きといったデザインを生き生きさせる筆さばきのテクニックが身に付きません。
絵付けの筆は一本一本が手作りですのでそれぞれの筆に個性があります。
初心者にその善し悪しを見分ける事は難しいですが、
描きやすいかどうかはわかると思いますので
同じサイズの筆を2−3本同時におろして比較してみる事をお勧めします。

新品の筆は糊で形を固めていますので手で揉んで解してみてください。
筆に水をしっかりと含ませ絵の具を入れて基本のストロークで描きます。
これを何回か繰り返してストロークを描いていくうちに筆にしなやかさがでてきます。

描いたグラデーションから筆の固さやバランスをみる事が出来ます。
グラデーションの中に濃い線が出たりストロークの最後の筆の終わる部分が乱れたりした場合筆の毛並みに問題があります。
ほとんど場合糊がとれていないで毛の何本ががくっついている状態が多いようですので
指で柔らかく揉み直してください。

次に筆先の毛が一本でている事がありますが筆の中心の命毛ですので
カミソリで抑えるように切ります。
初歩の方々は指導者に筆を選択してもらうのが一番です。
バランスの良い筆を使う事、
腕を上げるには決してバランスの悪い筆で練習しないように。


2011年7月30日土曜日

美味しい色 2

マイセンホワイトレリーフディナープレート
”オーク”

食材の料理した色合いを考えますと
ブラウン系,オリーブグリーン系で描いた絵は
オールラウンドに色々な料理に合いやすく金彩の金色とも大変マッチします。
絵が入りますと器の白さの透明感が際立ちますので
盛った料理がよりいっそう締まるように見えます。
金彩はあまりデコラティブにすると諄さがでてしまいますが、
器の造形と調和したデザインにすると料理が映え、
食欲が増す一皿になります。

2011年7月29日金曜日

サッカー場

デンマークは人口500万の小国ですが、
国民的スポ−ツのサッカーが大変盛んです。
国のほとんどがフラットですので土地の利用率も大変高く、
特にサッカー場は各町にⅠ−2ヶ所はあるほどです。
写真のサッカー場はわが町の練習コートで自宅から歩いて10分位の所にあります。
コートが3面もありますが、
現在同じ広さでコートを隣に整備していて最中で、
出来上がると全部で6面のサッカーコートになり、
周りを歩いても2−30分かかる広さです。
この広いコートに一人たたずむと
サッカーの選手になった気持ちで走りたくなる衝動に駆られるほどです。

この設備、環境の良さが小国デンマークサッカーの強さだと確信しました。

イマジネーション


カップにスミレをデザインしました。
ただ単ににスミレを描くのでなく、
咲いている森の中の景色を想像しながら、
木々や土の香り、鳥のさえずり、柔らかな日差しを
スミレの色彩の中にイメージしながら吹き込みます。
人間のイマジネーションは表現に密接に関わっていますので
描いたものからそれはすべて伝わります。
五感で感じとったすべてをイメージして描いていく事が大切です。
それには自然の中で五感で感じ取る体験をしなければなりませんが、、、。 

すべての素晴らしい作品には描き手からのイマジネーションが必ず感じられます。



2011年7月28日木曜日

絵付けの心得 6


流れ、動きを感じさせるデザインは,
自然美をお手本に
器の中に自然な流れを繊細且つ壮大な気持ちで表現します。
いかの一匹一匹に自分の命を吹き込むがごとく、
決して流れのイメージを失わないように一気に描き込みます。
料理を盛ると一匹一匹のイカが泳ぎだすように....。
形の表面のまねでなく気持ちの入れ方をまねる事です。



BBQ


久しぶり雲一つない天気になりました。
この天気になりますとデンマークでは決まって屋外での食事となります。
外の空気が一番のごちそうで料理は二の次と言ったところです。
今日は簡単なサラダと茹でたての新ジャガイモ、
あとはお肉をジュウジュウ焼く香りとキリィと冷えた白ワインで、

デンマークの夏の貴重な晴れ間の夕食の過ごし方です。




2011年7月27日水曜日

SCANTIPS展 2012

アイリスとホワイトローズのブーケ

サクソンフラワーはヨーロピアン絵付けの大道です。
すべてのテクニックがこのブーケより学習できます。
近年プリント技術が発展したため、
制作にペインターの力量と時間とコストがかかる手描きの製品は姿を消しつつあります。
次回SCANTIPS展はこのサクソンフラワーをテーマに、
今までに見た事が無いサクソンフラワーのテーブルを演出したいと思います。
ご期待ください。



2011年7月26日火曜日

わが町の協会


孫の洗礼式が行われる町の協会です。
海岸通にある歴史のある建物で、
今日は国旗が掲げられ、結婚式が行われるたようです。

デンマークの宗教はプロテスタント、
税金の中に協会税があり納税者はすべて自動的に徴収されますが、
異なった宗教例えば仏教、イスラム教でしたら申告すれば協会税を免除されます。
デンマーク人も毎週日曜日にミサに行く信仰深い人は一握りで、
結婚式、葬式、洗礼式くらいしか協会に行きません。
我々もそのほとんどの一人です。

自信作2

シャクナゲと蝶 とてんとう虫
カップに蝶の群れソーサーにはシャクナゲとてんとう虫
カップを口に運ぶたびに蝶が舞います。
白い淡い蝶とシャクナゲのアクセントに
イエローレッドのてんとう虫を一匹入れてみました。

ヨーロッパではてんとう虫は幸福のシンボルです。

2011年7月25日月曜日

柔らかな表現



今日も柔らかな雨が降っています。
今日の外の雰囲気に合った柔らかな色合いの器を紹介したいと思います。
フローラヤポニカの中からのクレマチス、
花の部分はライラック、ライトブルーグリーン、ライトターキーで一回目に描き、
二回目はブルーバイオレット、ライトブルーグレーン3で

葉の部分はライトグレー、スモーキーグレーン、ダークブルーグリーンを使い
葉の先端に行く程淡く描いてみてください。
おしべ部分はバイオレットにインディーゴ混ぜて使いますと深みが出せます。
柔らかな雨の降る日にぜひ描いてみてください。

デザインのヒント 2


家の前の海岸の岩場に沢山の豆蟹がいます。
子供達が網で採ろうとしてもすぐに岩の隙間に隠れてなかなか捕まえられませんが、
少し浅瀬の海底の蟹は水中眼鏡で潜ると簡単に捕まえる事が出来ます。
人を見ると一目散に逃げだし砂の中に潜り姿を消そうとします。
砂に潜る時に少し時間がかかるので潜ったあたりを砂ごと鷲掴みに、
見ている子供達につかまえた蟹をあげると、
一躍ヒーローです。

子供たちのバケツに入れた蟹からデザインしてみました。
子供の騒ぎ声が聞こえて頂けますか?
よー”蟹取り名人”と、、、、、。

デザインのヒント


雨の日が続いています。
庭のナスタチウムの花が葉の傘をいっぱいにひろげ、
雨を凌いでいるように見えて大変楽しいです。
雨に濡れた葉のいろいろな色の緑が、
自然の表現する色合いの幅の広さに驚かされたと同時に、
自然の色合いを沢山見て感じることの大切さを痛感します。

器へのデザインが何となく見えてきた一日でした。
又作品できましたら紹介させて頂きます。

2011年7月24日日曜日

涼しい夏



この2−3日曇りや雨の涼しい天気が続いてます。
海岸の監視小屋は遊泳OKの緑色の旗を揚げていますが、
気温18°、水温18°で泳いでいる人影はありません。
太陽を求めて夏の休暇にスペイン、イタリア、南仏に行く理由がわかります。
これで天気が良くなると24−5°、になるのですが、、、、。

東京の暑さからしたら過ごしやすく仕事が捗ります。

アナベル




二軒隣のお家の西洋アジサイ(アナベル)が満開をむかえております。
このアジサイはお花のまま薄茶色に枯れドライフラワーのようになり、
冬は花の上に積もった雪が白いお花の様で、一年を通して楽しませてくれます。
今年の秋口にこの西洋アジサイを我が家の玄関先に植える予定で、
数年後は我が家でもこんな写真の感じなると期待しているのですが。。。。

90センチの大皿


私の長野の陶芸家のお弟子さんで今年で91歳になります。
数年前この大皿を作ってくれ何かデザインをとの事でしたが、
大きさ故なかなかデザインが決まらずにいました。
器を数ヶ月飾って見ているうちに
ブルー系とグレー系の色でしたら下地の色を活かせると思い、
ブルー系のウミマスの群れを描いてみる事にしました。
淡いグレーの陶器での上絵の色の発色が今ひとつ摑めないため、
サンプルに頂いた同種の皿に色見本を作りは色の感覚を摑んでみました。
背景に今回初めてエアーブラシを使い淡く解いたライトブルーを吹き付け

水の雰囲気を出してみました。自分ながらうまくいったと思っています。


構想2年制作日数35日間の大作です。


サバの薫製


魚屋さんでちょうど今スモークしたてのサバを買いました。
スモークしたてのサバの味は格別です。
日本の真サバやごまサバと少し背の模様が違いますが、
日本ではノルウェー産のサバの干物として一般に売られていました。

こちらでの食べ方はオープンサンドの具として、
ライ麦パンの上に,炒り卵、エゾネギのみじん切りと併せていただきます。
食べ合わせに伝統のスタイルがありますので少しづつ紹介させて頂きます。

2011年7月23日土曜日

おいしい色



気持ちよく泳ぐ魚の群れを見た記憶から
透き通るような海の青さをサユリの色で表現し、
器のさざ波の造形をうまく取り入れて、
その情景をシンプルにサユリの群れだけでデザインしてみました。

この海の色は本当に食欲をそそる美味しい色です。


焼き肉大会


今日は一日雨が降っていましたが夕方から晴れ、
庭で食事をするにはほんの少し涼しいため、
キッチンで焼き肉大会となりました。
日本からのホットプレートが大活躍です。
自分の肉を焼く楽しさ、
それぞれがシェフ気取りで、
子供達にお料理をする事の楽しさをこんな経験から植え付けるのも良いですね、、。

カジキ 2



 
一回目の焼成後二回目の色を入れて行きます。
描く手順は一回目と全く同じですが使う色を、
ダークブルーグリーンとインディーゴの混色にします。
腹の部分にはライトグレーとライトブルーグリーンで入れます。
ライトグレーは焼成すると淡くなりますのでやや濃いめに入れてください。

二回目の焼成後、平筆でゴールドの水面の波を入れます。

2011年7月22日金曜日

カジキの描き方 1


カジキ
基本の筆のストロークで背びれから時計回りに筆を入れます。
筆跡が乱れますと勢いがなくなりますので思い切り良く描いてください。
頭の部分は背びれから口先に向かって筆を入れます。
一回目に使用する色は、インディーゴ、ブルー、ライトターキー
ライトターキーをたっぷりと筆にいれブルーをその後に最後にインディーゴを入れます。
一回目から尾の部分を淡くしておくと奥行きが出せます。
尾びれは見えるか見えない程の淡さがベストです。
目は、パープルブラックで描きますとブラックより黒さが浮き立ちます。

デンマーク寿司


デンマークではお寿司が大変ポピュラーな食べ物になりました。
そのお寿司とデンマークのオープンサンドを組み合わせた食べ物が、
ロイヤルコペン本店のロイヤルカフェで出されていました。
従来のオープンサンドの1/4のサイズ(お寿司サイズ)なので
色々な種類を食べる事が出来ます。
コペンハーゲンに行きましたら是非食べてみてください。
お勧めは、ニシンの酢漬け、エビと卵、カレイのフライ、うなぎのスモーク
ビールにアクアビットを忘れずに、、、、、。

自信作


デザインに合った白磁を見つけるには本当に大変な事ですのです。
日頃これぞと思った白磁を集めておくのが良いかと思いますが、
知らず知らずに一生かかっても描ききれない程の量になってしまいます。
ただそれらの白磁を眺めながら将来浮かんでくるであろうデザインに夢を馳せて
アイデアを練る時間も楽しい事です。
集めた白磁の中にはなかなか出番がないものもありますが、
手持ちの白磁が多い程、気持ちは豊になります。
何年も前に買った白磁と新たなデザインと結びついた時の喜びは、
絵付けをしている人しか味わえません。

今回結びついた作品は写真の作品で今年の最高の自信作、
白磁はなかなか入手できないニューフェンブルグ
この凝った形のカップにぴったし合ったデザインを、
カップを手に入れてから6年目にやっと結びつけました。

ウミガメ


2007年にパラオで初めて自然のウミガメを見ました。
海の色が写った甲羅が大変印象的で淡いブルーの絹のベールを纏っているようでした。
2度目に見たのは昨年行ったモルディブ、
海の透明感がすばらしくパラオで見た時と又違った濃い色合いを見せてくれました。
 
日本では亀は大変縁起物で、
先日叔父が86歳の誕生日に亀のカップをプレゼントしたところ
大変喜んでくれました。

これでまた寿命が延びると、、、、、。

2011年7月21日木曜日

絵皿の楽しさ2


マイセンの22センチの中皿にウミマスを描きました。
頭から尾のかけて色を徐々に淡くする事により、
水中の奥行きを出してみました。
料理が水面に浮かんでいるように感じて頂けたら大成功です。

料理を食べ終わった後も次の料理がでるまで器を楽しむ事は、
白磁の器では出来ません。

お気に入りの場所


お気に入りの家のテラス
海を挟んで対岸のスウェーデンが一望できます。
2年前日本の豪華客船”飛鳥”が世界一周クルーズで
この海峡を航行しました。
週末になると子供のヨットクラブの小さなヨットがたくさん航行して、
ちょっと紙で作ったアヒルが浮かんでいるようで見ていて飽きません。

器のデザインのアイデアがたくさん生まれる場所です。

白の表現

白牡丹

白い器に白い花を描く場合、
レモンイエローを淡く筆の中にいれ、ライトグレーと合わせます。
花びらの重なった奥の部分から描き、手前になるほど淡くしていきます。
焼成後に描いた部分がわかるように花びらの先にも薄く色を入れておきます。
焼成後ダークブルーグリーン、スモーキーブルーで深みを出します。
白い花の場合あまり塗り重ねますと清潔感が失われますので焼成2回程で、
作品を仕上げるのがベストです。

ライフセーバー


デンマークのそれぞれの海岸には、
夏の間ライフセーバーの小屋が建ちます。
写真の緑の旗が立っている時は遊泳がOK、水質が悪かったり、
波がかなりある時は注意の黄色の旗、
遊泳禁止の赤い旗とあります。
長い間水の事故はありません。

2011年7月20日水曜日

絵付けの心得 5

柴田是真の天井画サザンカ


絵付けの場合制作段階で何回か料理に使いながら、
色の濃さや、デザインのボリュームを調整し決定していきます。
頭の中だけのデザインや色合いでなく、
お料理をのせ実際に使う事から感じられる
色彩の調和の感覚を素直に表現してみてください。

飾っても使っても飽きない器が制作できます。

ハスとアオガエル

  


デザートのピスタジオのアイスクリームに
”アオガエルとハス”の器を使ってみました。

ピスタジオ、器の緑色と庭の緑と良くマッチして
外での食事にぴったりです。
付け合わせのサクランボは
庭のさくらの木から直接摘んでもらいました。
摘み立てのサクランボの味は又格別です。

パン屋さん


デンマークのパン屋さんは朝早くオープンします。
毎朝焼きたてのパンを買いに週末など行列ができるほどで、
買いに行くのか買いに行かされるのか、ほとんどが男性です。
私も買いに行かされている一人です。

焼きたてのパンにデンマークのバターとチーズをのせて食べると
買いに行かされる喜びに感じます。

かれい

夏のデンマークの食材にカレイがあります。
7−8月の最盛期は身も締まって分厚くなります。
デンマークでは表の黒い部分の皮を剥いでお料理しますが
皮を剥いだ状態で売ってます。(写真上)
レモン汁をかけて臭みをとりムニエルにします。
伝統的なソースはホワイトソースにパセリのみじん切りをたっぷりいれ
ムスカドのスパイスを利かせます。
付け合わせに新じゃがと荒くすった人参と干しぶどうのサラダを加えます。
きりっと冷えたドライの白ワインをのみながら
白夜の8時頃の空気を吸いながら庭で食べる一皿は格別です。

2011年7月19日火曜日

オニヤンマ

         
カップにスプーンは大変絵になりますが、コーヒーをブラックで飲む人はスプーンが必要ないためスプーンを置く代わりにオニヤンマをデザインしました。カップのプラチナとマッチさせるためインディーゴ、スモーキーブルー、ブラックで胴体を描き、目はクリアーなグリーンとブルーグリーンを使ってみました。シンプルなインパクトを感じて頂けたらと思います。

クルミの木

庭のクルミの木
樹齢40年のクルミの木があります。
毎年たくさんの実を付けますが今年は当たり年らしく
もうすでにたくさんの小さな実がなっています。

クリスマスに作る自家製のチョコレートに使いますが
残りのほとんどは親類や友人に配ります。
今年のそれぞれの配分量は少し多くなりそうです。

2011年7月18日月曜日

CINEMA展

SCANTIPS ”CINEMA展”

生まれて初めて母に連れられて行った映画館で見た映画が
”老人と海”でした。

老人が何日もかかって釣り上げた大きなカジキが
サメに襲われるシーンは子供心に大変の衝撃を受けました。
心に残った映画をテーマに行った展示会にこの映画を選んだのは自然な事で、
35センチの大きなプレートに
カジキを釣る大きな釣り針とカジキを器一杯に描いて見ました。


2011年7月17日日曜日

デンマーク


気温21度、水温18度
7月17日の今日の温度です。
今年は大変雨が多く太陽を求めてスペイン、イタリア、南仏に
車での大移動が始まりました。
私は東京に中旬まで滞在してましたので、
この涼しさに体がホットしております。

デザインシャワー 2

サユリ、ヤリイカ、カニ、エビ、鯛、金魚、鮎、
をrandamに描いてみました。
自分のバランス感覚がどのようなのか、
色彩の感覚はどうなのかを楽しんで描いてみてください。
決して何かを見たり、写したりせず
描いてみる事が大切です。
子供の時の自由な感覚を呼び戻してください。
デザインの原点の第一歩です。

2011年7月16日土曜日

デザインシャワー


描き方のデモンストレーションに使った器から
デザインのヒントを得ました。

子供から大人迄楽しめるデザインで
特に幼児期から器の楽しさ、面白さを教えますと、
ごく自然にものを大切にする感覚が身に付くと思います。

色彩感覚も毎日の生活の中から生まれますので、
色彩表現が豊かな器を身の回りにおき、
日常の生活の中でさりげなく使うのが一番です。

2011年7月15日金曜日

絵皿の楽しさ

 白磁と又違った楽しさを演出できるのが絵皿の楽しさです。
白磁では食べ終わった器から何の楽しさもありませんが、
絵皿は食べ終わった後も器を楽しむ事が出来ます。
ただすべて絵皿ですと疲れますので
白磁を使った料理もあると
お互いの良さがより引き立ちます。
例えば前菜、魚、デザートが絵皿を使い、アペリティフとお肉が白磁というように、
舞台の一幕二幕と変わるように
食生活の中で器を楽しんでみてください。



リズム  2


サクソンフラワーはリズムを感じさせる大変適したデザインです。
リズミカルなフラワーリースは気持ちを晴れやかにしてくれます。
リースの描く手順は、
大きなお花から小さな花へと描いていき最後に葉を入れバランスを整えていきます。
色彩はリズムを感じさせる大変重要なポイントですので
バランスの良い色彩が出せるように、
最初は気に入った作品を見本に、
徐々に何も見ないで描けるようになると自然に色彩のリズムを出す感覚が身に付きます。

写真からではなく直接磁器に描かれた色彩を見て描く事
感覚を身につける一番の近道です。






2011年7月13日水曜日

リズム 



連続したデザインに大切な事はリズムが感じられるかです。
色彩としてのリズムは花を一輪ずつ描くのではなく3−4輪をまとめて描いていきます。
花をすべて描いてから葉の部分を描き最後に蕾みを入れてバランスをとり、
リズムを入れやすいデイジーを描き色彩にほど良いアクセントを入れて
軽やかな軽快なリズムを意識してみました。


器のデザインに合ったリズムのお花を選ぶ事が大切です。

2011年7月12日火曜日

涼しい色


是真天井画のオニバスをヘキストの徳利にお猪口にアオガエルを描いてみました。
カーブがきつい白磁に描く場合ワンストロークで無理無く描ける葉のサイズにすると色が美しく表現できます。暑い夏,冷酒をグラスでなく磁器で飲むのも良いのでは.....