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2012年1月11日水曜日

菩提樹のカップ



デンマークで製作した菩提樹のカップ
日本の光の中では少し淡すぎた色彩に感じられましたので
影の部分にダークシャドウ、フローラグリーンを少し加えて光の強さを
また東京の光は北欧の光に比べて暖かさが感じられますので
葉のライトブルーグリーンの部分にも
レモンイエロー、イエローグリーンを淡く被せてみました


北欧の光をベースに東京の光を入れた二つの環境で製作した作品が出来上がりました
和光カップコレクションで是非ご覧ください

2012年1月4日水曜日

和光カップコレクション



今年初めてのカップコレクション展を1/13〜26日 銀座和光本店BFで行ないます
手描きカップの色彩の楽しさを日々生活の中で楽しんで頂けるような
色々なデザインを施してみました


今回デンマークでの製作は葉がメインになるようなデザインを中心に
菩提樹、オーク、マロニエを
色彩の中に柔らかな北欧の光を感じられる様な絵付けを試みました
東京のスタジオでは出せないしっくりとくる色彩が出せた様な気がします


特に今回はいつもはあまり使用しないライトグレー、スモーキーブルーを混ぜ
オリーブグリーンもグラスグリーン、ブリックの混色で作ってみました
イエローは全く使わずイエローグリーン、グラスグリーン、
フローラグリーン、ライトブルーグリーン4を一回目の色入れに使用しましたが、
決め手は描く場所のデンマークの光と空気ではないでしょうか


期間中銀座に来られましたら是非お立ち寄りください







2011年12月11日日曜日

サクソンフラワーレッスン


12月研究科レッスンは
白い色の筆の含ませ方を中心に花のバランス、描く手順の学習を行ないました。
写す事から表現する学習
かなり高度のレッスンでしたがそれぞれの方々が、
どこをどのように学習したら良いかを十分にお一人お一人に伝えられました。

絵付けを術でなく絵付け道として考えているマスターの方々には、
現段階の集大成の技術レッスンです
参加ご希望のマスターの方は写真のブーケの写しを
ご自宅で十分に行なってみてください
表現する指導をくわしくおこないまので
ぜひ来年レッスンからのご参加お待ちしております。



2011年9月25日日曜日

デザインシャワー 秋


サクソンフラワーを散らばした初期デザインから
かに、イカ、サユリ、エビ、貝、ウナギなど水の生き物へ
そして今回秋をテーマに
松、ドングリ、麦、イチョウ、ブラックベリー、ローズヒップ
を散らばし秋バージョンを制作してみました
今回レッスン時昼食で使用して生徒の方々の楽しんでいただこうと制作中です
カップの方へもデザインを展開中
デザインにあったカップ数種類に描いてみようと思っています
常に使う事を前提に作品を制作すると
色彩、色合いをお料理をイメージでき制作する事が自然に出来ます


又お料理を載せた映像でこのお皿紹介いたしますので楽しみにしていてください

2011年9月23日金曜日

紅葉

重ね合わせのイエローレッドの下色


台風が過ぎ秋の 空気が感じられるようになりました
これから木々の色ずく美しい季節です
季節に季節にあったものを描く
その季節の光、空気、温度、香りを五感で感じられますので
自然な表現がとっても素直にできると環境だと思います

緑から黄や赤に変化する秋の葉は絵付けでは大変難しい高度な色の表現です
一枚の葉には春から夏を過ぎ秋の色になった色の変化があり
その通過した季節の色を感じさせるように描き出せないと本当の秋の色にはなりません
赤色を使用するためまずその扱いを十分に学習することです



上絵の難しさは描いた色を焼成しなければならない事で
焼成前と後では艶の部分での変化はありますがそれほど大きな色合いの変化はありません
ただ一色だけ赤色だけが他の色と混ぜると焼成後の色合いがかなり変化し
焼成温度も高温には敏感に反応してしまいます

私の場合絵の具の赤は使用しません
通常より少し固めに磨いだイエローレッドを濃く描きますと
焼成後赤色に限りなく近い色に変化します
イエローレッドを他の色と混ぜ合わせることは大変難しいですが

重ね合わす事は比較的調整がしやすいと思われます
重ね合わすという事は焼成した他色の上にイエローレッドを乗せる事です
重ね合せに適した色はパープル、ブラウン系があります


写真でそのプロセスを載せましたので参考に何回かの秋の季節を楽しみながら
失敗を恐れず色々試してみてください
何年後にきっと思った色が出せるようになると思います












2011年9月21日水曜日

透明感3



上絵具での透明感のある色彩の出し方はこの四点が大切です
(1)
絵の具のきめの細かさ
研磨機に十分にかけられた粒子の細かい絵の具を使う


(2)
絵の具とオイルのバランス
絵の具をオイルと練り合わせ通常より少し柔らかくしたものを作る


(3)
使い込んで柔らかさが一段と出た筆
きめが細かく柔らかな絵の具をたっぷりと含ませる事が出来る
(4)
柔らかな筆使い
基本の筆のストロークで筆先にあまり力が伝わらないように描く


イカは頭、胴、みみ、足、目の順に描きます
足を描く際に頭の絵の具をのばしてきますので
頭の部分は絵の具を少したっぷりめに入れてください
次に胴は基本の魚のストロークの少し直線的な曲線で描き
胴の最後の部分に筆からの水が残らないようにします
みみの三角形は少し筆先をつぶして平筆にしてから筆を入れます
足は頭の部分から頭の部分の絵の具を引っ張ってくるように描きます
足は10本ですが束になって見えない足もある事を想定して
必ずしも10本描かなくても良いです
そして最後に目を入れます


使用色はライトグレー、スモーキーブルー、ライラック、ブライトブルー
ブラック、ブリック











2011年9月11日日曜日

レッスン準備


今月からのレッスンの準備がほぼ終了しました

12月までは色々なパターンを新しい7種類の花を学習しながら進めてまいります
今月最初のレッスンは筆ならしも加ねて
ナスタチウム、ガーベラ、ラッパ水仙、アイリスからはいります

11月レッスンでは少し高度な麦わら菊、アネモネ、ボピーを予定していますので
カラキュラムで学習したチューリップ、バラ、朝顔、百合、スイセンを入れた
12種類の組み合わせで色々なブーケのデザインに挑戦します

色々な組み合わせのサンプルもデンマークで準備が整っていますので
しっかりと参考にして頂けます
デモンストレーションで組み立て方、配色の仕方を詳しく説明いたしますので
 レッスン前には是非カラキュラムで学習したブーケの復習をお願いします




2011年9月6日火曜日

金彩

 

金彩用ゴールドは現在最新の水溶性ゴールドがあります
ゴールド特有の匂いがほとんどなく水で薄める事ができます
揮発性の匂いは健康被害があるためこの水溶性ゴールドが開発されました

この水溶性ゴールドヨーロッパの会社で開発されてから20年以上が立ちましたが
どんどん改良され現在の最新のゴールドの完成度は大変高いものになっています
金の含有率は30パーセント

大変高価ではありますが体にやさしいハイレベルなものを使用された方が 
作品自体の雰囲気にも影響してきますのでお勧めします




 







サクソンブーケ5

 
アネモネと麦わら菊のブーケです。
サブになります麦わら菊を通常のバランスより少し大きく描きました。
デイジー、わすれな草、ミモザを加えて中央がかなりのボリュームになりましたが
アネモネの茎を少し長めに花も下に向かせバランスをとりました。

麦わら菊,アネモネも秋からのレッスンで学習していきますが
花の生き生きさを表現出来ることが重要なポイントで
転写(プリント)の様な絵にならないよう描く手順をしっかりと学習してみてください。

サクソンフラワーは書道の様なもので
達筆な作品や達筆な先生から習うことが一番の近道ですが
地道に術(テクニック)としてでなく道(どう)として
ご自身の才能を大切に一歩一歩高めていくことが一番です。



2011年9月5日月曜日

制作



毎日朝食後スタジオでの制作を日課としてます
気分が乗らない時も必ずスタジオに入って何か描きます

描き始めはサクソンフラワーがもっとも最適で 頭の中に入っているブーケの何パターンかを描いていきますと少しずつエンジンがかかりはじめます


それでも今ひとつのらない時は愛犬をつれて森へ散歩に出かけます。
これが意外に制作意欲を高めるには適していて
フレッシュな空気と移り変わる自然の色を見ますと
不思議にだんだん体の制作エネルギーが蓄えられてきます。


後は午前中の自然光が私のとって最高の絵付け環境です。
真夜中の方が比較的集中できますが
人工的蛍光灯の光と自然光とは色彩を表現する上で
目に入ってくる色の深みが違うように思われます。
仕上がった作品で”良いなー”と思う作品のほとんどが自然光で製作したものです。
やはり食べ物と同じで製作環境も自然が一番です。


2011年8月25日木曜日

サクソンフラワーペンワーク

メインとサブのお花がバラのブーケ
小花に基本のポンポンダリアとツリガネ草
サブのバラは斜め下向き
茎、葉はグレーのペン書き
影入れはライトグレー、スモーキーブルー、グレー

サクソンフラワーの葉に部分にペンワークをしたオールドサクソンと
筆ですべてを描くライトサクソンの二種類があります
葉の部分をペンワークをしますと花の部分の柔らかさが大変引き立てる事ができ
特にキャンドルの光の下でその美しさが一段と輝きます

ペンワークは繊細な葉の表現が可能ですので
ブーケのゴージャスさをだすには大変適してます
豪華な金彩とも大変合いますので
主に晩餐会用のデザインの器に用いられます。





2011年8月23日火曜日

サクソンフラワー1


次回9月からの研究科レッスンはブーケの色々な組み合わせにも挑戦してみます 同じ種類のお花を何輪か組み合わせても面白いですので一例を紹介します


サブの部分はお花の向きが違った同じ種類の何輪かを入れるとボリュームが出ますが
少し詰めて描きませんと中央が横に広がりすぎてしまいます

小花もサブのお花の下の部分に入れ横の広がりが抑えます
最後のブーケのバランスをミモザでとるとかなり簡単に仕上げられます



お花の部分をすべて描いてから茎、葉と続けるのが基本ですが
バランスをとる最後に描く小花はブーケ全体ができ上がってから入れるのが良いでしょう

次ブログでラッパ水仙とチューリップ3輪のブーケの例をとってみます

2011年8月22日月曜日

New Color

スモーキーな新色を使ってサクソンフラワー

少しくすんだスモーキートーン 
柔らかな色合いとくつろぎを演出します
白磁全盛の食文化 
次ぎにくる器の色彩ではないでしょうか
現在北欧ではスモーキーカラーがキッチンの道具が流行色で
室内の壁も少し前まで白が主流でしたが徐々にスモーキー色に主流が移ってきています
白は清潔感や明るいイメージがありますが
やわらかな落ち着いた色合いに人の心が引きつけられるのではないでしょうか

サクソンフラワーの花の部分は従来クリアーな色彩で描かれますが
あえてスモーキーなトーンで一回目を描き
二回目の彩色のアクセントでクリアーな色を使って深みを出しました
葉の部分はほんのりとグリーンが感じられる程度のモノトーン
アクセントにグレーを強めにいれ花を浮かび上がらせます。

次回研究科レッスンでいくつかのブーケパターンをやってみる予定です
それぞれの方の色彩感覚で雰囲気が変わりますので
他の方の作品を見て一段と深い学習が出来ると思います







2011年8月19日金曜日

デザインシャワー”水の生き物たち”




9−10月のレッスン課題”水の生き物たち”の作品制作が一段落しました
今回フルシュテンブルググレックのデミタスカップとマイセンの小皿を使って
デザインしてみましたが思った以上にデザインが合いました
小皿は烏賊、さゆり、エビ、かに,金魚などを先に描きそのバランスをとるように
ムール貝、ホタテ貝,釣り針を加えました
色々と試してみましたがこれが一番バランスがとれているように見えます
鉛筆で当たりを取らない方が描いた絵が面白くなりますし
金魚の赤はデザインの色彩のポイントになりますので
入れすぎに注意してみましょう
グレックの金彩は絵付けを施す前にした方がデザインがしやすいと思います
出来上がったデミタスで飲むモカ最高でした。
自己満足、、、、

2011年8月8日月曜日

鳥の絵付け


鳥を最初に写せるようになるまで少なくても3−4年の絵付歴が必要になります。
羽根の毛並みの質感が翼、頭、胸とかなり異なりますが、
特に柔らかな胸の毛の表現で生き生さと清潔感を出す事が出来ます。
筆でその質感の使い分けが出来るようになるまで
最低それくらいの学習が必要になるという事です。

最初に鳥を勉強する場合、器に描いてある鳥を模写する事から始めるのが良いと思います
写真からですと筆さばきや上絵の色の厚さがどのようになるかが分かりません。
レベルの高い作品を見本に使う程、学習される方のレベルを高めてくれます。

そして本格的な第二段階目にはいり
鳥の構造を理解するために鳥の剥製からデッサンの学習をし
動きをイメージ出来るように自然の鳥たちを観察します。
これは絵付けに限った事ではありません。すべての美術の表現に共通する事です。
このベースの蓄えが如何に十分かで描かれる作品の格と質が決まるように思えます。

こつこつと学習し続けることこれが一番大切で近道です。
”鳥を描いて何十年後にやっとそれらしいものが描けるようになりました”
とかっこ良く言えるよう今から描く事を始めてください。






2011年8月5日金曜日

サクソンフラワーの魅力


最もヨーロッパの香りがするのがサクソンフラワーのデザインではないでしょうか。
一手一手の筆の流れ,深みのある色合いはサクソンフラワーならではのものです。

ただ近年この手描きによるサクソンフラワーは衰退の一途をたどり
安く大量に生産されるプリントの製品がほとんどを占めるようになってきました。
陶磁器会社も優秀なペインターを養成する余裕もなくなり
技術的な継続が途絶えてしまいそうな状態にあります。

サクソンフラワーの技術は上絵付けの基本のすべてが入っております。
一歩一歩丁寧に論理的に学習する事が大切で,
その上にイメージや色彩表現を入れていくと美術的な作品へと進めることができます。

素晴らしいアンテークのサクソンフラワーの器を見ますと
作者の色彩表現や筆使いのエネルギーが感じ取れ、
その当時にタイムスリップした感覚にさせてくれます。

自分のこれから描くサクソンフラワーも数百年後の人たちに
同じ感じを与える事が出来るようがんばりたいと思います。



2011年8月4日木曜日

空白

 
器に何を描くか、何を描いたら良いのか
器の空白の部分に何を表現し感じさせたいのか
空白が表現したいメインの部分
水、空気、光の流れの表現
白磁の器では感じさせる事が難しい部分
絵付ける事により誰にでも簡単に感じさせる事が出来る
これが絵付けの醍醐味です。

2011年7月30日土曜日

美味しい色 2

マイセンホワイトレリーフディナープレート
”オーク”

食材の料理した色合いを考えますと
ブラウン系,オリーブグリーン系で描いた絵は
オールラウンドに色々な料理に合いやすく金彩の金色とも大変マッチします。
絵が入りますと器の白さの透明感が際立ちますので
盛った料理がよりいっそう締まるように見えます。
金彩はあまりデコラティブにすると諄さがでてしまいますが、
器の造形と調和したデザインにすると料理が映え、
食欲が増す一皿になります。

2011年7月29日金曜日

イマジネーション


カップにスミレをデザインしました。
ただ単ににスミレを描くのでなく、
咲いている森の中の景色を想像しながら、
木々や土の香り、鳥のさえずり、柔らかな日差しを
スミレの色彩の中にイメージしながら吹き込みます。
人間のイマジネーションは表現に密接に関わっていますので
描いたものからそれはすべて伝わります。
五感で感じとったすべてをイメージして描いていく事が大切です。
それには自然の中で五感で感じ取る体験をしなければなりませんが、、、。 

すべての素晴らしい作品には描き手からのイマジネーションが必ず感じられます。



2011年7月26日火曜日

自信作2

シャクナゲと蝶 とてんとう虫
カップに蝶の群れソーサーにはシャクナゲとてんとう虫
カップを口に運ぶたびに蝶が舞います。
白い淡い蝶とシャクナゲのアクセントに
イエローレッドのてんとう虫を一匹入れてみました。

ヨーロッパではてんとう虫は幸福のシンボルです。