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2012年2月1日水曜日

スイセン


寒い日が続いていますが
冬から春に向かって季節は確実に動いています
早春の冷たい空気の中でほんのりと感じられる春の日差しの暖かさを
器に空白の部分に表現してみました

空気の冷たさは葉の部分の色彩から
ほんのりとした春の日差しは花の部分の色彩から感じられるように

お料理をのせる事を想像して料理で隠れてしまう器の中心部分は少濃く
料理をのせた時にも見える周りの部分は薄く描きますと
料理を盛っても良し食べ終わってからも良しの器になります

2012年1月29日日曜日

月下美人レッスン



写しから 表現することへの新しいレッスンスタイルを行ないました
午前中に
描く準備を徹底的にトレーニング
色彩のグラデーションのコントロール、
リズムを入れて描く筆さばきの練習、
その筆さばきを支える絵の具の含ませる濃度,量の割合等

指先の感覚、リズムを付ける事を指導

ランチのデザートにこのレッスンのために準備した月下美人の器を使って
描くモードから食するモード感覚の色彩感覚の学習

午後は一気に描き上げるデモンストレションからリズムの表現方法
参加された方々の描き方から大変良いレッスンの手応えを感じました

 
3月にこのレベルのレッスンを桜を題材に準備中です




2011年9月7日水曜日

秋の色


 

9月に入りもうすでに紅葉が始まりました
葉が色ずく美しい季節の到来です

器のデザインのヒントがこの季節にはたくさんありますが
色彩的に器に描く場合大変高度な技術が必要とされます

特に秋の葉は春夏を過ぎて今の色になっていますので
葉の色にその季節を過ぎてきた色を入れなければなりません
春の若葉の色、夏の明るい緑の色、そして紅葉しつつある色
その変化の表現が難しくもあり、楽しくもありです

紅葉した葉に使用するイエローレッドは
他の色と混ぜ合わせる事が出来ないとしていますが
微妙なバランスで混ぜ合わせる事が可能です
ただそこに至にはかなりの経験と色見本の制作が欠かせません
有名レストランのソースの様なものです

イエローレッドと他の色と合わせる時一番簡単なやり方は
この二色を分けて焼成することです
まずイエローレッドと会わせる色を下地に描き
その色を焼成後にイエローレッドを入れるやり方です
ただイエローレッドがのる下地の色が濃すぎると
イエローレッドが焼成後色が飛んで薄くなってしまいます

通常イエローレッドの焼成温度は800℃あたりが一番発色が綺麗ですが
他の色、特にパープル系は830℃以上の高温の方が美しくは色します
教室のイエローレッドは830℃でも美しく発色しますので温度調整の問題がありません
教室以外のイエローレッドの最高焼成温度を知っていた方が良いと思います

難しい秋の色の器を制作する前に
使用する色の性質、焼成温度、混ぜ合わせた色の焼成後の感じを十分に理解することです
料理に下ごしらえの感覚です

是非心がけて作品制作してみてください






2011年8月13日土曜日

銀箔



以前レッスンで行なった銀箔を貼ったワタリガニをもう一度制作を試みてみました。
と言うのも偶々仕事場を整理していましたら
箱の中からすっかり忘れていた日本より送った銀箔がドサッと出てきたからです。
この銀箔焼成温度の調整が大変難しく
何回も焼成しますと銀に色が悪くなったりはがれたり
又貼る時に気泡が銀箔の下に入っていまい焼成後穴があいたようにとれてしまい
失敗作が山ほどで来た記憶がありした。
失敗は成功のもと
今回久しぶりの再制作でしたがい一回で成功いたしました。
1)銀箔を貼るのは最後の焼成の前で焼成は一回で抑える
2)貼る時に器に指で薄く水をつけておく
3)貼ってから完全に乾燥させてから窯に入れる
4)焼成温度は780−90度がベスト(窯のタイプによって異なる)
5)銀箔を貼る部分には色をのせない
是非銀箔を使う時の参考にしてください。
銀箔の厚さも何種類かあるようですが色々試してみるのも面白いです。
焼成後の細かなひび割れが毎回異なってできます。
因に甲羅以外の部分の色は、
ライトブルー、ライトブルーグリーン、スモーキーブルー、
バイオレット、スモーキーブラウン、ブラックです。



2011年7月31日日曜日

筆の選び方


上絵付けをする上で絵の具と筆は最も大切なお道具です。
筆には色々な種類がありますが基本になるサイズは丸筆の3−4号が一番適しています。
7−8号の小さい筆から使い始めてしまいますと小手先の技術ばかり身に付いてしまい、
勢いや動きといったデザインを生き生きさせる筆さばきのテクニックが身に付きません。
絵付けの筆は一本一本が手作りですのでそれぞれの筆に個性があります。
初心者にその善し悪しを見分ける事は難しいですが、
描きやすいかどうかはわかると思いますので
同じサイズの筆を2−3本同時におろして比較してみる事をお勧めします。

新品の筆は糊で形を固めていますので手で揉んで解してみてください。
筆に水をしっかりと含ませ絵の具を入れて基本のストロークで描きます。
これを何回か繰り返してストロークを描いていくうちに筆にしなやかさがでてきます。

描いたグラデーションから筆の固さやバランスをみる事が出来ます。
グラデーションの中に濃い線が出たりストロークの最後の筆の終わる部分が乱れたりした場合筆の毛並みに問題があります。
ほとんど場合糊がとれていないで毛の何本ががくっついている状態が多いようですので
指で柔らかく揉み直してください。

次に筆先の毛が一本でている事がありますが筆の中心の命毛ですので
カミソリで抑えるように切ります。
初歩の方々は指導者に筆を選択してもらうのが一番です。
バランスの良い筆を使う事、
腕を上げるには決してバランスの悪い筆で練習しないように。