2011年10月9日日曜日

暖炉


 デンマーク人は生活のなかでキャンドルや暖炉を生活の中に取り入れ楽しんでいます
暖炉の普及率は大変高く暖炉は特別な物ではありません
キャンドルも日常の生活の中でのあらゆる場面で使われ
特に日照時間が短くなる時期には朝食の食卓からキャンドルをつけます
キャンドルの柔らかな火の明かりは蛍光灯の人工の光と異なり
何とも言えない安らぎを感じさせ食事をより美味にしてくれる不思議さがあります


私の器の色彩もこの柔らかな炎の光の色を大変意識して描く事を基本にしています
薪を燃やしての暖かさ、薪の香り、バチバチする音、色を絶えず変化する炎が
五感を呼び覚ましてくれます
作品制作に詰まった時など暖炉に薪を入れて炎を見ていると
だんだんと固まった感覚がほぐれて導線が少しずつ繋がってくることが実感できます


私の作品制作に絶対に切り離せない自然のエネルギーのキャンドルと暖炉です