2011年9月8日木曜日

余白の表現


器に絵を描こうとしますと描く絵の部分だけに気を使ってしまいます
しかし料理に使う器のデザインでは余白の部分から何を感じ取れるかが大変大切です

つまり描く側からすると余白に何を感じさせるかという事です
ではどのようにしたら、余白の表現が出来るのでしょうか

例えば泳いでいる魚を描く事により余白にに水を感じさせ
魚の色彩のから水中の
透明感、魚の泳ぐ勢いから水の流れを表現できます
描く対象が植物の場合は、光、空気、風を感じさせる表現になります

器のデザインは余白に何を感じられるかでその作品のレベルが決まってきます
背景の臨場感を十分にイメージして描く事が大切です

器の余白の部分からさわやかな風や心良い水の流れが感じられる作品制作
是非心がけてみてください