ロイヤルコペンで研修生の頃、
丸々二年間サクソンフラワーを描かされていました
何種類もある花をそれなりに描けるようになるには一年近くかかりましたが
毎日2−30分先生が指導してくれました
テキストの様なものは全くなくデモンストレーションの中からの学習でしたので
頼るところは自分の記憶だけで今から考えるとなんとも贅沢なことでした
サクソンは表面的な形の学習ではない何か血の通ったストロークの集合体であることを
デモンストレーションから知らず知らず身に付けたようです
頭で描くのでなく心で描く
いつまでたってもまだまだと終わりがありません
日本の書道と相通じるところがあるとつくづく思います
ほんの一握りの方に留まっていますが 生徒の中でもその道を理解してサクソンを極めようと
努力されている方がおります
極めていった花の美しさは文句なしに料理と合います
次回展示会は作品制作の中からその奥の深さの楽しさに気づく事を目指しています
展示会でのサクソンの作品を使っての食事会
私は今から楽しみですが、シェフは大変です。
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