2011年8月30日火曜日

洗礼式テーブルセッティング





今回デンマークのオープンサンドの正式なセッティングを紹介します
食事の進行は以前にも紹介させて頂きましたが
最初にいただくニシンの酢漬けに使う小皿をディナー皿に重ねてセットします
ニシンの酢漬け用皿は洗礼式のため
ロイヤルコペンハーゲン母の日のプレート
この皿はニシンに使いましたら下げてしまいます

ディナープレートは”ミッドサマーナイトドリーム”
夏の北欧の東の空の色の淡いスモーキーブルーと

西の空の色のスモーキーピンク二色のプレートがあります
セッティングは交互にこの二色のディナープレートを使用


新作の”水の生き物”のマイセン菱形小皿はバター入れとして
一人に一つずつテーブルのアクセントとしてセットしました

テーブルクロスはジョージ・ジャンセンのアンデルセン童話

カトラリーはジョージジャンセンのベルナドッテ

ナプキンリングとして洗礼服と同じ色のリボン
グラスはホルメゴー社のビールグラスとアクアビットグラス
通常オープンサンドの飲み物はビールとアクアビットです








洗礼式1



昨日は孫の洗礼式でした
一昨日荒らしの様な天気が一転して
朝から大変よい天気の日曜日になりました

デンマークの国教はプロテスタントのルター派
学校でも宗教の授業が行われほどですが
一般のデンマーク人は毎週日曜日に教会に行く程信仰心は厚くありません

洗礼は
後三ヶ月前後で正式に命名が行われ
日本のお宮参りと全く同じ様な感覚で
一つの儀式をとうしてお互いの連れ合いの家族が知り合い
親類の絆を深める事にあるように思います

洗礼用の赤ちゃんの服は先祖代々のものが使われ
男の子の場合ブルーのリボン女の子の場合はピンクのリボンが使われます

洗礼式後パティとなりますが息子夫婦の希望で自宅で行いました
洗礼式パティのテーブルセッティングを次回ブログで紹介させて頂きます





2011年8月25日木曜日

自転車道

デンマークは昔から自転車大国です
自転車専用道路の普及はすばらしいものがあり
わが町からコペンハーゲンまで行く40kmの海岸線道路には
写真の様な専用道路が出来ております。
コペンに住む娘がたまに自転車で我が家までやってきます
2−3時間かかるようですが
スポーツジムへ行く感覚だそうです
ただ帰りは電車で自転車ごと乗せて帰ります
電車にも自転車、乳母車専用車両がありいたせりつくせりです

サクソンフラワーペンワーク

メインとサブのお花がバラのブーケ
小花に基本のポンポンダリアとツリガネ草
サブのバラは斜め下向き
茎、葉はグレーのペン書き
影入れはライトグレー、スモーキーブルー、グレー

サクソンフラワーの葉に部分にペンワークをしたオールドサクソンと
筆ですべてを描くライトサクソンの二種類があります
葉の部分をペンワークをしますと花の部分の柔らかさが大変引き立てる事ができ
特にキャンドルの光の下でその美しさが一段と輝きます

ペンワークは繊細な葉の表現が可能ですので
ブーケのゴージャスさをだすには大変適してます
豪華な金彩とも大変合いますので
主に晩餐会用のデザインの器に用いられます。





2011年8月24日水曜日

静けさ


デンマークの森の静けさに来られた方は大変驚き
自然と都会がすぐ近くにありながらのこの静けさに心を癒されます

森の空気を一杯に体に入れながらの散歩は
毎日少しずつ変化する自然を五感で感じさせてくれます
なんだかこの感覚が蓄積され
小手先や表面的な知識だけのデザインでない
作品の雰囲気や味を
そしてこの静けさが作品の気品を出してくれる様な
そんな気がしてなりません

いつかそんな作品が描き出せるよう
又散歩に行ってきます




サクソンフラワー2


ラッパ水仙とチューリップ3輪のブーケを例にとって
バランスの説明をしてみます

サブにあまり使用しないチューリップをそれも3輪入れ
バランスを取る事はかなり難しいですが3輪の向きサイズを変えて描きます
描く手順としては下向き、上向き、そして横向きです
上向きの花と横向きの花が重なっていますので奥の花全体を描いてから
手前の花を描き重なった部分は筆で下の色をとる用に描きます
ヘッド、サブの花そして茎、葉と描き
今回は最後に2種類の小花ミモザとデージーでバランスを取ります

このブーケの場合チューリップを色々な開き加減を十分に学習してある事が前提です
研究科の方々は次回レッスンまで今まで習ったお花の練習を十分に熟しておいてください

サクソンブーケは例えれば書道の様なもので 
達筆なお花は地道な鍛錬からしか到達できません
是非達筆なお花を描く事を目標に楽しんでお稽古してください



2011年8月23日火曜日

サクソンフラワー1


次回9月からの研究科レッスンはブーケの色々な組み合わせにも挑戦してみます 同じ種類のお花を何輪か組み合わせても面白いですので一例を紹介します


サブの部分はお花の向きが違った同じ種類の何輪かを入れるとボリュームが出ますが
少し詰めて描きませんと中央が横に広がりすぎてしまいます

小花もサブのお花の下の部分に入れ横の広がりが抑えます
最後のブーケのバランスをミモザでとるとかなり簡単に仕上げられます



お花の部分をすべて描いてから茎、葉と続けるのが基本ですが
バランスをとる最後に描く小花はブーケ全体ができ上がってから入れるのが良いでしょう

次ブログでラッパ水仙とチューリップ3輪のブーケの例をとってみます

茅葺き屋根




 家の前の海岸通りはコペンハーゲンに続く旧街道で
ちょうどこの辺りからコペンハーゲンまで35−6kmの距離です
昔は馬車でコトコト行った風情が今も残っています。

その当時この辺りは小さな漁村でその名残の茅葺き屋根の漁民の家が何軒もあります
それにしても何百年も経っている家とは分らないくらい
きれいに手入れが行き届き、
家の中はセントラルヒーティングの近代の設備になっています

日本では茅を拭く職人がほとんどいなくなってきているのが現状のようですが
さすがお国柄こちらは職業として受け継がれており茅葺きが見直されています
理由は茅葺きはタイルの屋根瓦より長く保ち冬は暖かく暖房費もかなり節約できるようです
近代的な新築の家より価格が高いわりに人気が大変高く
売り出されると短期間で売れてしまうようですがなかなか売りに出ないようです

2011年8月22日月曜日

New Color

スモーキーな新色を使ってサクソンフラワー

少しくすんだスモーキートーン 
柔らかな色合いとくつろぎを演出します
白磁全盛の食文化 
次ぎにくる器の色彩ではないでしょうか
現在北欧ではスモーキーカラーがキッチンの道具が流行色で
室内の壁も少し前まで白が主流でしたが徐々にスモーキー色に主流が移ってきています
白は清潔感や明るいイメージがありますが
やわらかな落ち着いた色合いに人の心が引きつけられるのではないでしょうか

サクソンフラワーの花の部分は従来クリアーな色彩で描かれますが
あえてスモーキーなトーンで一回目を描き
二回目の彩色のアクセントでクリアーな色を使って深みを出しました
葉の部分はほんのりとグリーンが感じられる程度のモノトーン
アクセントにグレーを強めにいれ花を浮かび上がらせます。

次回研究科レッスンでいくつかのブーケパターンをやってみる予定です
それぞれの方の色彩感覚で雰囲気が変わりますので
他の方の作品を見て一段と深い学習が出来ると思います







2011年8月21日日曜日

カラー 2


電動ミキサーは色々な種類がありますが、
ポットを二つかけられるのが一番経済的です
ポットの中に入れたセラッミク玉で色をすりつぶします
かなり音がしますので家の外の納屋がお勧めです。
ポットもサイズが色々ありますが個人用で使う場合
容量が500cc程度の物で良いかと思います
これで一回で200−400グラムの色を挽くことが出来ます
写真のミキサーは日本製で陶芸関係を扱っているお店で購入することが出来ます。





カラー


上絵付けのカラーは通常市販された物を使用するのが一般的ですが
工業用プリントに使用する少し粒子が粗い物がほとんどを占めています。
粒子が大変細かい手描き用にするには工業用カラーと
大小異なるセラミック玉そしてそれらを混ぜ合わせやすいようにアルコールを
磁器の壺に入れて電動ミキサーで60−100時間かけます。
色の種類によって粒子の細かさが異なりますので
バイオレット、パープル系は100時間
ブラウン系、ブルー系は90時間
イエローは60時間程度必要かと思います。
ミキサーをかけ終わりましたらセラッミク玉と分けてから乾かします。
アルコール分がしっかり飛ぶまで2−3日
すっかり乾きましたらつぶして粉の状態にして完成です。
だいたい一色を作るに5−7日要します。





2011年8月20日土曜日

おしゃぶりの木

おしゃぶりの木



森を抜けた教会の前に赤ちゃんのおしゃぶりがたくさんぶる下がった木があります
何か日本の七夕を思い起こす風景で
おしゃぶりの赤や白や青色がお花の様に見え初めて見た時には驚かされました


この木の由来は”もう君は赤ちゃんではないのでおしゃぶりを森の妖精に返しましょう”
と子供におしゃぶりをやめさせるために始まったようです
それにしてもおとぎの国らしいおしゃぶりとの別れさせ方だと感心しました


そういえばクリスマスも11月30日にサンタクロースからソックスが郵送されてきて
ベットの脇に掛けたそのソックスに
12月1日から毎朝小さなプレゼントが24日のクリスマスイブまで届けられ
24日そのソックスを訪ねてきたサンタクロースに返して
大きなプレゼントを引き換えに頂く


オシャブリのしてもソックスにしても
目には見えない妖精(子供には見える)やサンタクロースに返す
なんと素敵な幼児教育でしょう


大人になって見えなくなってしまったもののなにかを思い起こさせてくれました


2011年8月19日金曜日

デザインシャワー”水の生き物たち”




9−10月のレッスン課題”水の生き物たち”の作品制作が一段落しました
今回フルシュテンブルググレックのデミタスカップとマイセンの小皿を使って
デザインしてみましたが思った以上にデザインが合いました
小皿は烏賊、さゆり、エビ、かに,金魚などを先に描きそのバランスをとるように
ムール貝、ホタテ貝,釣り針を加えました
色々と試してみましたがこれが一番バランスがとれているように見えます
鉛筆で当たりを取らない方が描いた絵が面白くなりますし
金魚の赤はデザインの色彩のポイントになりますので
入れすぎに注意してみましょう
グレックの金彩は絵付けを施す前にした方がデザインがしやすいと思います
出来上がったデミタスで飲むモカ最高でした。
自己満足、、、、

2011年8月18日木曜日

森の入り口

 
晴れたり曇ったりスコールの様な雨が降ったりと天気の移り変わりが激しい一日でした
8月も中旬が過ぎ森はほんの少し秋の気配で
毎日散歩に行っていますと本当に肌で感じるから不思議です

雨上がりの緑は一層美しく北欧独特な柔らかなグリーンに土の香り
絵付けで疲れた目が元気さを取り戻します
それにしても森に蚊があまりいません
いたとしてもいつ刺されたのかわからない日本の忍者のような蚊でなく
いたって大雑把な蚊達で肌に止まればすぐにわかります
止まってから刺すまでもモタモタしてますのでそこをバシーと
環境が違うと蚊の性質まで違うのかと思ってしまいます

この森の道を抜けますとおとぎの国のような町の協会の屋根が見えてきます
そこにかわいい赤ちゃんのおしゃぶりの木がありますので次ぎに紹介させて頂きます



フルシュテンブルグ 4

絵付けセミナールーム 

お城の中にありますミュージアムの一室に絵付けのセミナールームです。
大変明るい環境でゆったりと絵付けの作業が出来そうで
人数的には12名座れますが
手置き台を置きましたら8名くらいがちょうど良い広さです。
月に何回か絵付けのセミナーが実際に行なわれているようで
先生のお見本の作品が展示してありました。

フルシュテンブルグの絵付け部門の生産は大変少なく
昔からの技法で描かれた作品がほとんどでした。

ここでセミナーを行う際はただどん欲に色々な技術を習得するのでなく
現地のペインターの方々に我々の色彩感覚や絵付け技法を見て頂いて
素敵な絵付けの交流が出来たらと思います。

日本文化をほんの少しのお土産として
何かそう感じさせるアットホームな工場です。